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フランスのコメディ映画※は~

『パリでかくれんぼ』

『パリでかくれんぼ』は、1995年のフランス映画、フランスのコメディ映画です。ジャック・リヴェットがメガホンを撮ったミュージカル仕掛けのコメディ・ドラマ。 歌手のエンゾ・エンゾがクラブ歌手の役で登場しています。リベット作品の常連女優たちが終結、ミュージカル・シーンを交えて軽やかに綴られたフランス映画です。バイク便に転職した元恐喝犯、5年間の昏睡から醒めたら家を相続していた娘、母親を探している図書室の司書、3人の娘たちの冒険が始まる・・・。歌手に扮したアンナ・カリーナの久々の映画出演も話題になったフランスのコメディ映画です。

『パリでかくれんぼ』ストーリー(1)

7月15日、23時10分、ニノン(ナタリー・リシャール)は、バーで恐喝の相棒(アラン・リグー)がだまし取ろうとした分け前をぶん奪り、ダンスフロアで見知らぬ男と踊る。相棒との作戦だったが、相手を刺してしまう。現場を逃げだしたニノンは、足を洗ってバイク宅配便に転職。ルイーズ(マリアンヌ・ドニクール)は5年前の事故で昏睡状態から覚めたばかり。彼女はホテルから資本家の父(ラズロ・サボ)に電話し、父は彼女に叔母が亡くなり、その家が彼女に遺産として遺されたと言う。叔母の家に行った彼女は、そこで叔母の知人だったロラン(アンドレ・マルコン)と出会った。イダ(ロランス・コート)は装飾美術博物館図書室の司書。ニノンの勧めるバイク宅配便の隣が、舞台装飾家であるロランのアトリエだ。ニノンが会社の金を抜き取ったとき、向かいの窓にロランの姿が・・・。ニノンとリーズがサラ(アンナ・カリーナ)のサルーンで喋っていると、そこにロランが現れる。やがてロランと付き合うようになるニノン。ルイーズは自分を尾行している男(ブリュノ・トデスキニ)に気がつき、不意打ちでキスしたりする。

『パリでかくれんぼ』ストーリー(2)

ルイーズはホテルのドアに差し込まれた名刺を手掛かりに、バックステージという会員制クラブを訪れる。クラブの経営者アルフレード・ガルシア(ウィルフリード・ベナイーシュ)はそんな名刺に心当たりがないが_と不気味に微笑む。クラブの中ではエンゾ・エンゾ(本人)の歌に合わせてニノンとロランが踊っている。ニノンがふと気づくと、ロランの相手はいつのまにかルイーズに。ルイーズがダンスフロアを去ると、尾行中の男も慌てて後を追う。ニノンは宅配便の仕事で、ロランの送った花束をとある屋敷に配達にいく。そこはルイーズの叔母の家だった。イダは隣のアパートでかかっている歌に聞き憶えが。階段ですれ違った隣人(マルセル・ボゾネ)に歌詞を尋ね、レコード店で店員からサラという歌手の曲だったと知る。ロランはルイーズに、ガルシアの店は怪しい裏稼業があるから近づくなと謎めいたことを言う。興味を持った彼女は、ロランに強引に頼んで店の会員にしてもらった。会員の集まりにはサラもいて、ルイーズに親切にする。これがなんと自殺ゲームの場。クラブのAの引いた者がスペードのAを引いた相手を殺さなくては行けない。ルイーズは殺人を強要される・・・。

『パリでかくれんぼ』ストーリー(3)

場所はビルの屋上、事故の後遺症で高所恐怖症の彼女はパニックになって盲滅法に銃を撃つ。撃たれたはずの男は例の尾の青年だったが、銃は空砲、全てはアルフレードたちの悪ふざけだった。男の名はリュシアン、ルイーズの父が雇った護衛役だった。ニノンはロランからの花束を装ってニノンの家に行き、二人はロランの悪口を言い合って歌い、親友になる。今度はまともな会員のポーカー試合で、ルイーズは勝ちまくってアルフレードやロランたちから金を巻き上げる。ルイーズはニノンからリュシアンのことを聞かされて、公園で彼に話しかける。リュシアンは、最初は仕事だったが、今は君に夢中だと明かす。二人は意気投合して歌う。イダは装飾美術博物館の図書館に来ていたロランから、サラが今では自分のナイトクラブを経営していることを聞き、その店に行って彼女こそ自分の生みの母だと思い込む。ニノンはロランにルイーズのことを問い詰め、実はロランがニノンの叔母から購入した書き物机の隠し引き出しに、ルイーズの父の過去の不正を証明する書類が入っていたことを明かす。ニノンはこのことをリュシアンに話し、リュシアンはルイーズに別れようと言ってこの話を明かす。ルイーズは逆に彼を愛してるという。

『パリでかくれんぼ』ストーリー(4)

そのころニノンはロランのアトリエに忍び込んで例の書類を盗み出す。ロランが彼女のアパートを訪ねて書類を返せというが、彼女はまんまとロランを騙し、バックステージに。エンゾ・エンゾの歌に合わせて踊りながら、ニノンはルイーズに書類を渡す。ルイーズがホテルで書類を読んでいると、父が電話してきた。ルイーズは父と話しながら書類を破棄し、訪ねてきたリュシアンと一緒に踊りはじめる。イダがサラの家を訪ねる。サラが広告を出していた部屋の間借りの件だ。サラはイダが気に入って、独り暮らしは寂しいからぜひ間借りして欲しいという。イダはちょっと考えさせてくださいと答え、家を出て通りを歩み去った・・・。

『パリでかくれんぼ』キャスト

  • ナタリー・リシャール
  • マリアンヌ・ドニクール
  • ロランス・コート
  • アンナ・カリーナ
  • アンドレ・マルコン
  • ブリュノ・トデスキーニ
  • ウィルフレッド・ブナイシュ
  • ラズロ・サボー
  • クリスティーヌ・シュバルツブロート
  • ステファニー・シュバルツブロート
  • エンゾ・エンゾ
  • マルセル・ボゾネ
  • アラン・リゴット
  • ジャック・リベット

『パリでかくれんぼ』スタッフ

  • 監督 ジャック・リベット
  • 製作 マルティーヌ・マリニャック
  • 撮影 クリストフ・ポロック
  • 音楽 フランソワ・ブレアン
  • 美術 マニュ・ド・ショビニー

『ハンカチのご用意を』

『ハンカチのご用意を』は、子供のできない若い夫婦の奇妙な愛のつながりを描く1978年のフランス映画、フランスのコメディ映画です。第51回アカデミー賞外国語映画賞受賞。奇才ベルトラン・ブリエが描く、ちょっと風変わりなヒューマンドラマをユーモアを絡めて描きます。子供のできない夫婦の間に13歳の天才少年を引き取るはめになった事で起こる騒動や夫婦間の変化などを不思議なタッチで描く一風変わった人間模様。製作はジョルジュ・バロン、監督・脚本は「バルスーズ」のベルトラン・ブリエ、撮影はジャン・パンゼル、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、パトリック・ドベール、キャロル・ロール、ミシェル・セローなど。

『ハンカチのご用意を』ストーリー

ソランジュ(キャロル・ロール)は、何不自由なく暮らしていたが、時おり、原因不明の発作を起こしていた。心配した夫(ジェラール・ドゥパルデュー)は、彼女に新しい愛人(パトリック・ドベール)まで与えるという人の良さ。三人で共同生活を営むのだが、ソランジュの病気は一向によくならない。どうも彼女は自分に子供ができないことに苛立っているようだ。そこで13歳の少年を養子に迎えることになる。その少年が来た日から、ソランジュの病気はみるみる快復し、二人の大人の男性からは得られなかった何かを得ていくのであった。いつしか、ソランジュはこの少年と精神的にも肉体的にも結ばれていた。ソランジュにとっては少年は自分のお腹を痛めて生まれてきた子供であり、少年にとっては、ソランジュが味わったことのない母の愛情を思うぞん分与えてくれる素晴しい女性だったのだ。寮に戻った少年は同室の子どもたちに彼女との甘美な夜の出来事を語る。それをうっとりと聞く子供たち。そして、寮に彼を連れ戻しに来るソランジュ。彼女は少年の子供を身ごもり、一方大人の男二人は悲しく去っていくのであった・・・。

『ハンカチのご用意を』キャスト

  • ソランジュ - キャロル・ロール
  • ラウル - ジェラール・ドパルデュー: ソランジュの夫。
  • ステファン - パトリック・ドベール: ラウルがソランジュにあてがった愛人。
  • 隣人 - ミシェル・セロー
  • クリスチャン・ベロイユ - リトン・リーブマン: ソランジュらが引き取ることになった天才少年。
  • ベロイユ氏 - ジャン・ログリエ: クリスチャンの実父。
  • マダム・ベロイユ - エレオノール・イル

『ハンカチのご用意を』スタッフ

  • 監督 ベルトラン・ブリエ
  • 脚本 ベルトラン・ブリエ
  • 製作 ジョルジュ・バロン
  • 撮影 ジャン・パンゼル
  • 音楽 ジョルジュ・ドルリュー
  • 字幕監修 山崎剛太郎